【炭屋が解説】バーベキュー炭の後処理や火の始末の方法は3ステップ

こんにちは、八輪です。本日はこういった疑問にお答えします。

「BBQの火の始末を教えて欲しい。自宅や無料のBBQ場で、BBQをするがいつも炭の捨て方がわからないし、不法投棄もしたくない。炭を持って帰るのも嫌だ」

BBQ場に営業を行っており、月間何十箇所ものバーベキュー場を訪れている私が解説したいと思います。

Youtubeでもご紹介しています。もし良ければご参考に



バーベキュー炭の火の始末は3ステップ

炭の後処理や火の始末はとても簡単です。バーベキュー用のレジャー炭であれば、以下のステップで処理しましょう。

①水で火を消す(バケツがあればベター)
②炭火が鎮火するまで待つ(10分~〜20分程度)
③沈下したら、燃えるゴミに捨てる

①水で火を消す(バケツがあればベター)


BBQをするのであれば、バケツを持っておいた方が良いです。バケツに水を張りさえすれば、簡単に火を消すことができます。

コンロに水をかけるとコンロが傷む(特に七輪は水NG)ので、コンロに水をかけるのはおすすめしません。

僕も、火を消すときに必ず使うのがバケツです。オガ炭でも備長炭でも火を消すことができます。

バケツがなければ、アルミプレートに水を張りその中に炭を入れれば炭を鎮火することが可能です。

一応、デザインの良いバケツを下に貼っておきます。
八幡化成 フタ付きバケツ

オガ炭の後処理についてはこちらのブログで詳しく解説しています
正しいオガ炭の後処理について

②炭火が鎮火するまで待つ(10分~〜20分程度)

炭の火が鎮火するまで待ってください。待っている間は他の後片付けをすれば良いでしょう。

炭が完全に鎮火しないと、燃えるゴミとして炭を捨てた時に残っている火が他に着火し火事になる原因があります。

なので、炭火が鎮火するまで待っておいてください。

ただし、オガ炭や備長炭の火を消すときは10分〜20分では、消えないので丸一日水の中に浸からせて鎮火させましょう。



③鎮火したら、燃えるゴミに捨てる

完全に火が鎮火したら、燃えるゴミに捨てるようにしましょう。一応、炭自体は燃えますし、木炭なので燃えるゴミで問題ないと思います。

不安な方は、それぞれの自治体にお尋ねください。

火を始末する際の注意点2つ

火を始末する際の注意点は2つです。①は、先ほども述べましたが、火事にならないためにもう一度同じことを書いています。

①火は最後まで消す(オガ炭は消えにくい)

火は最後まで消してください。火が完全に鎮火しないと、炭を捨てた時に火事になる可能性があります。

特に、オガ炭や備長炭を使用する方は気をつけてください。「長い時間待てない」という方は、火消し壺をお使いください。

火消し壺商品ページ

②土には絶対に捨てない

土には絶対に捨てないでください。炭は、炭素になりますので土には絶対に還りません。捨てるのであれば、灰などを捨てると土の良い肥料になるので灰などを捨てるようにしましょう。

※灰も捨てすぎると害になりますので、加減をみながら捨てましょう

炭によっては再利用できます


写真:再利用した炭

BBQ好きの方は、炭を再利用するようにしてください。レジャー炭などは基本再利用できませんので、ご注意ください。

再利用できる炭は、オガ炭&備長炭の2種類になります。弊社でもBBQ用のオガ炭を販売していますので、お時間のある方は是非チェックしてください。

再利用できるオガ炭 10kg

炭を使った後はどうするの?使用済みの炭を再利用する方法とは?

まとめ

バーベキュー炭の消化方法をご紹介いたしました。是非とも、ご参考頂ければ幸いです。

BBQ炭をお探しの方は以下のリンクからご購入ください。



八輪

備長炭&オガ炭 営業&仕入担当

オガ炭&備長炭や炭関連の備品の営業として活動中。今まで、知られていなかったオガ炭の良さを一般客へ伝えるために、ブログやSNSで発信中。英語もできるので、独自のルートを活用し海外産のオガ炭の仕入も行っている。営業では、仕入れの経験やブログの発信なども生かしながら、丁寧な炭の説明を顧客に伝えている。八輪の名前は、吉本の小藪さんにつけてもらいました。営業番号:070-1783-4267

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