「焼き鳥に適した炭は備長炭!」
こんなことがよく言われていますし、私も同感です。
とはいえ、
・オガ炭って焼き鳥で使われるの?
・海外産の備長炭使っても良いの?
という方も多いと思います。
そこで、この記事では焼き鳥屋でどのように炭が使用されるのかをご紹介します。
具体的には
・炭屋が教える炭の重要性
・オガ炭が実際に焼き鳥屋で使用されるのか
・焼き鳥店での炭の使い分け
の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。読むのが面倒な方は、下の方に営業の電話番号を載せていますので、直接お電話ください。
■この記事は2分くらいで読めます。
目次
焼き鳥で炭を使う理由
焼き鳥の美味しさは、炭の選び方と密接な関係があります。炭を使用することで、強力な遠赤外線で焼き上げる事ができます。さらに、炭から出る煙が鶏肉にさらなる風味を与えます。
逆にガス火や電気を使用すると、火が中まで通りにくく鶏肉が硬くなりがちです。
焼き鳥を焼く際の炭の選び方
備長炭は高温での長時間燃焼が可能で、焼き鳥の調理に適しています。選ぶ際には以下のポイントを考慮しましょう。
発熱効率
備長炭の発熱効率は焼き鳥の仕上がりに影響します。火がつきにくかったりすると、仕込みに時間が掛かったり、焼き鳥を焼いている時に立ち消えしてしまうことがあります。
立ち消え:炭が燃焼中に火が消えてしまうこと
灰の量
灰の量で炭の温度と遠赤外線が出る量がかなり変わってきます。灰が多すぎると、灰を落とす作業が必要だったり鶏肉に灰が付く場合もあります。なので、灰の量が少ないものを選ぶべきです。
臭いや煙の少なさ:
お店の雰囲気を大事にするなら、臭いや煙が少ない炭を選ぶことが重要です。下町の雰囲気を出したいのであれば、煙が出ても問題ありませんが、高級店などは煙の量が出る少ない炭を選ぶべきです。
炭化が甘いと白炭になりきれていない証拠なので、匂いが出てくる場合があります。
焼き鳥屋での炭の使い分け
焼き鳥店での炭選びには、炭の種類とその特性を理解することが不可欠です。主に使用されるのはオガ炭と備長炭です。
焼き鳥屋で使用するオガ炭の例
オガ炭はおが屑を主成分にしたもので、短時間でコストが安いのがポイント。お店によっては、オガ炭のみ使用する所もあります。
ニーズとしては、「低価価格だけと炭火焼きを提供したい」のお店が多いです。特に、チェーン焼き鳥店で炭を使用している所はオガ炭を使用しているイメージが強いです。
焼き鳥屋使用する備長炭の例
一方、備長炭は堅い樫やウバメガシの木から作られ、高温での長時間燃焼が可能です。火持ちがよく、焼き鳥や鰻などの長時間調理に適しています。海外産で出回っているラオス産の木はマイチューと呼ばれます。
焼き鳥屋では3段館ニーズがあります
・備長炭使いたいけど、国産は高過ぎるので海外産を使用
・国産備長炭しか使用したくない
・備長炭とオガ炭を両面使用する事でさらにコストの削減
それぞれニーズがあると思いますので、ニーズによって炭屋と交渉してみてください。
焼き鳥店での使い分け
お店によっては、コスト削減の為、備長炭&オガ炭両方使用するお店もあります。お店で使えそうであれば、両方使用するのも良いかもしれません。
炭から炎が出る事への対処法
対処法として、火ばさみで炭を叩くと炎がある程度炎が軽減されます。実際にやっている焼き鳥店もありますので、試してみてください。
基本的にオガ炭は、炎が出やすいです。下記の順番で炎が出ると思ってください。
① 国産備長炭
② 海外備長炭
③ オガ炭
実際の焼き鳥店での業務用炭の活用事例
基本店に、弊社は焼き鳥店に関してはラオス産の備長炭が多いです。一番業務用として使用されるのは、ラオス産の備長炭です。
業務用炭使用例①
こちらの店舗様は、関西で4店舗ほどある焼き鳥店で高級路線で店舗を運営されております。こちらでは焼き台が小さいので「細くて長い国産備長炭のみ」で使用されています。
業務用炭使用例②
こちらの店舗様は、大手チェーン店で焼き台がかなり大きいので「大きめの海外備長炭のみ」こちらで使用されています。
弊社の業務用炭
弊社もラオス産備長炭、国産備長炭、オガ炭販売させて頂いています。必要な方は、こちらまでお電話ください。サンプル等は無料でお渡しさせて頂きます。
本社電話 9時〜16時(12時は休憩)
06-6351-7118
まとめ
焼き鳥業界での炭の選択は、美味しさと効率を左右する重要な要素です。業務用炭を選ぶ際には、炭の種類や特性を理解し、店舗のニーズに合わせた適切な選択をすることが大切です。
オガ炭と備長炭はそれぞれメリットとデメリットを持ち、燃焼速度や発熱量、臭いや煙の少なさなどがポイントです。
焼き鳥屋の声からも、適切な業務用炭の選択が料理のクオリティ向上に繋がることがわかりました。アウトドアやキャンプでも活用される業務用炭は、幅広いシーンで使い勝手が良いとされています。
最適な業務用炭の選択により、美味しさと効率を兼ね備えた焼き鳥が提供できることでしょう。
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