「炭で料理をするとおいしくなると言われています。」こんなことがよく言われていますし、私も同感です。
とはいえ、
・そもそもなんで炭火がおいしいの?
・炭を使いたいけど、メリットがわからない
・焼き鳥でおすすめの炭は?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では炭火がおいしい理由を、備長炭やオガ炭を販売している炭屋の観点から解決します。
2分くらいで読めますし、今後のお商売に活かせる可能性が高いので、まずはご一読を!
目次
炭は遠赤外線を放射する
炭は、遠赤外線を大量に放出しています。これは、ガスも遠赤外線を放出しますが、炭の1/4以下です。
この遠赤外線が炭で焼き鳥などのお肉を焼く秘訣と言われています。画像の写真が赤い部分が赤外線を強く発している証拠です。
肉や魚は、遠赤外線で焼くと圧倒的においしさが変わる
お肉を焼く際、よく重要とされるのが、外はカリッと中はジューシーでお肉を焼くと口の中でうまみが広がる触感です。
この触感を作るためには、低温でお肉を固くさせない(焦げさせない)ように焼く必要があります。
ただ、低温でじっくり焼くとどうしてもうまみが逃げ、お肉のジュースがなくなるので、遠赤外線を使用しないといけません。
この遠赤外線は、お肉の温度を低温に保ちつつ、パリッと焼くことが可能です。備長炭やオガ炭などの炭は、遠赤外線を大量に発します。
備長炭やオガ炭は「外はカリッと中はジューシー」これを作るために必要不可欠な商品なのです。
香ばしい燻煙が食欲を刺激し、食材をおいしくさせる
焼き鳥から出た脂は、やがて炭に落ち燻煙へと変化させます。この香りが、焼き鳥とビールの相性をマッチさせ、更なるおいしさにつながります。
炭火を使っている焼き鳥店に入ったときに、香ばしい炭の香りをするのを感じたことはあると思います。この香ばしい匂いは炭によるもので、ガスからはこの香りを発出することはありません。
水分が圧倒的に少ないので、カリッと食材を焼く
実は、ガスには水蒸気などの水分が含まれており、この余分な水分がガスではカリッと焼けない理由の一つです。
ヒーターをつけると乾燥するのに、ガスストーブをつける湿気が出るのはガスに水蒸気が含まれる理由の一つです。
分かりやすいのが、手羽先の例です。炭火で手羽先を焼くと、外はカリッと中はふわっとします。この食感がたまらなくおいしく、お客様をリピートするための秘訣でもあります。
火力がガスと全然違う
ガスなどの火力は大体、250°~400°と言われていますが、炭の火力はうちわで仰ぐと1000°まで上昇すると言われています。さらに、遠赤外線を多く炭火は、遠くから高温で焼くことが可能です。
遠くから高温で焼くので、程よく食材をカリッと焦げ目をつけて美味しく焼きあげます。
七輪は、炭火を使うときの必須アイテム
七輪は、珪藻土でできており、高温で焼くとさらに赤外線を放出すると言われています。あえて、壊れにくい金属製の七輪ではなく、珪藻土で作っているのは、おいしさを追求したためです。
七輪を使うことで、加熱効果が倍になるので、炭を使う量も少なくなります。
焼き肉屋や焼き鳥屋が簡単なガスや電気グリルを使うのではなく、未だに炭火が根強く残っているのは、安くて&おいしいものをお客様にご提供できるためです。
【炭屋が厳選】おすすめ七輪を12選ご紹介!七輪の選び方とは?
おすすめの炭は天然の備長炭!
弊社が焼き鳥用に使用する際におすすめする炭は天然の備長炭です。
備長炭は灰が出にくい
備長炭は灰が出にくいのが特徴です。灰が出にくいと、温度をうちわで調整しても、灰が舞いません。灰が舞わないと、灰が食材につきにくくなります。
備長炭は炎が上がりにくい
備長炭は、炎が圧倒的に上がりにくいです。焼き鳥は、基本炎で焼くのではなく、赤外線で焼きます。
炎で焼いてしまうと、食材が表面だけ焦げて中身に火が通ってなかったり、「表面がカリッと中身がふわっと」した食感を生み出す事は困難です。
オガ炭だと、油が落ちると炎が上がり易く灰が結構出るので、焼き鳥にはなかなか向いていないと言われています。
炭火で料理するとおいしい理由まとめ
今回は、炭火で料理するとおいしい理由を記事にしました。
炭の特徴ポイントとして、
・炭は遠赤外線を放出する
・パリッと中身はふわっとした触感を味わえる
・炭は香ばしい燻煙を発する
・水分がガスよりも少ない
・火力が1000°以上になる(ガスは300°程度)
・七輪を使うとさらにおいしくなる
炭の購入に興味がある方は、オンラインショップにお越しください。飲食店様であれば、個別で営業担当が対応いたしますので、是非お電話1本070-1783-4267頂けると嬉しいです。
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